――大人になった“あの頃の悪い子”は、罪と向き合えるのか?
こんにちは、かしゅーです。
今日は 日本テレビ・木曜21時枠の2025年秋ドラマ『良いこと悪いこと』 をご紹介します。
正直に言うと、私は最初、このドラマを見る予定はありませんでした。
理由は単純で、「推し」の俳優が出演していなかったこと。そして“いじめ”を軸にしたストーリーが重そうだと思ったからです。
しかし、SNSやドラマファンの間で「これは見逃せない」「今年一番刺さるドラマ」と話題になっており、途中から視聴を開始。
……気づけば毎週、胸を締め付けられながらも続きが気になって仕方ない、そんな作品でした。
以下では、あらすじの流れを追いながら、ドラマが持つ深い魅力、心に残るポイントを丁寧に解説していきます。
過去に少しでも「いじられた」「いじった」経験のある大人こそ、きっと心を動かされるはずです。
■豪華キャスト陣
ドラマの中心となる同級生グループを演じるのは、演技に定評のあるメンバーばかり。
- 高木将(キング):間宮祥太朗
- 猿橋園子(どの子):新木優子
- 小山隆弘(ターボー):森本慎太郎(SixTONES)
- 水川かたまり(貧ちゃん):空気階段・水川かたまり
- 桜井幹太(カンタロー):工藤阿須加
- 羽立太輔(ちょんまげ):森優作
- 中島笑美(ニコちゃん):松井玲奈
さらに重要な脇を固めるのは、深川麻衣・藤間爽子・戸塚純貴など、ドラマ好きなら一度は名前を聞いたことのある実力派ばかり。
キャストの年齢も34歳前後で揃えられており、“同級生達が大人になった現在”をリアルに描く土台がきっちり構築されています。
物語の始まりは「転落死」
ドラマは、ある男性がマンションから転落し、手に絵を握ったまま亡くなるシーンから始まります。
その後カメラは、小学校時代の同級生たちへ。
2004年、子どもたちは「みんなの夢」というテーマで絵を描き、タイムカプセルに入れて埋めました。掘り起こされるのは、創立50周年の2025年。まさに彼らが34歳になる年です。
ここまではノスタルジックな雰囲気ですが、急に画面が不穏に変わるのは 卒業アルバムの6人の顔が黒く塗りつぶされていた瞬間。
その6人こそ――
「どの子」こと猿橋園子をいじめていた加害者たちでした。
そして物語は、過去にいじめられていた“彼女”と、いじめていた“彼ら”が再会し、再び「事件」が起き始める現在編へと突入します。
“あの頃の悪い子”は、本当に変われたのか
タイムカプセルを掘り起こすために集まった同級生たち。
消防士、薬剤師、記者、経営者……みんな立派な大人になりました。
しかし、猿橋園子だけは、当時のいじめを忘れていません。
むしろ、大人になっても消えない心の傷は深く、彼女は胸の内でこう呟くのです。
「加害者は忘れても、被害者は忘れられないんです。」
このセリフが、この作品の全テーマを象徴しています。
ストーリーが進むにつれ、“塗りつぶされた6人”の周辺で不可解な事故が起き始めます。
- 空を飛ぶ絵を描いていた「貧ちゃん」の転落死
- 消防士のカンタローの店の爆発
園子は記者として、そして“被害者として”、事件の真相に迫ろうとしますが、その過程で自分の中の暗い感情とも向き合わされることになります。
ひんちゃんが死んだ時、うれしい、ざまあみろと思った。
誰かが死んで喜んだら、私が悪い子みたいじゃないですか。
このセリフは視聴者の心をえぐります。
「加害者と同じになりたくない」という強い意志の裏には、いじめられた人にしか分からない複雑な感情が渦巻いています。
見どころ①:34歳の同級生が再会すると、心の“棚卸し”が始まる
大人になってから同級生と再会すると、不思議と「あの頃の関係性」がよみがえります。
このドラマが刺さるのは、
“いじめの物語”というより 「34歳になった大人たちの人生の清算物語」 でもあるからです。
- いじめていた側
- いじめられていた側
- 傍観者だった側
それぞれが、大人になってから抱えている後悔や罪悪感、誇りや傷を丁寧に描いています。
「昔の自分と、今の自分は本当に変わったのか?」
この問いは私たち自身にも突きつけられているように感じます。
見どころ②:2000年代カルチャーの再現が涙腺を刺激
2004年前後の
- たまごっち
- ストリートファイター
- TMレボリューション
- 流行ったお菓子や文房具
などが次々に登場し、アラサー世代の“記憶の扉”を容赦なく開いてきます。
これがまた本当に刺さる。
「もう戻れないあの頃の空気」が丁寧に描かれていて、懐かしさと切なさが混ざった独特の感情に包まれます。
見どころ③:主題歌はポルノグラフィティ『アゲハチョウ』
主題歌に流れるのは、あの名曲 ポルノグラフィティ『アゲハチョウ』。
イントロが流れた瞬間に「うわっ…青春が蘇る」とSNSがざわついたほど。
2000年代を生きた人には、たまらない選曲です。
実際に見て感じたこと(体験談も交えて)
私自身、学生時代に“いじられ役”でした。
当時は「友達関係の一部」と思っていたけれど、大人になった今振り返ると、あれはいじめだったのだろうと思います。
『良いこと悪いこと』を見ていると、当時の感情がふっと蘇る瞬間があります。
- 「強く言い返せない自分」
- 「笑って受け流すしかなかった自分」
- 「いじられることで輪にいられた気がしていた自分」
だからこそ、このドラマが描く“加害者の罪悪感”や“被害者の苦しみ”は、決して他人事ではありませんでした。
総評:このドラマは「いじめドラマ」ではなく、大人の心を救う作品
『良いこと悪いこと』は、ただ暗い過去を振り返る物語ではありません。
大人になった彼らが、
「あの頃の自分とどう向き合うのか」
「未来へどう進んでいくのか」
その答えを探す物語です。
いじめ経験の有無に関係なく、
「過去の自分がふと顔を出す瞬間がある」
そんな全ての人に刺さる作品だと思います。
そして何より、ストーリーの緻密さ・キャストの演技力・演出の巧みさなど、ドラマとしての完成度が非常に高い。
アフィリエイトブログとしても胸を張ってオススメできる作品です。
こんな人に特におすすめ
- 学生時代の記憶がふとよみがえる人
- 2000年代カルチャーが好きな人
- 同窓会や昔の友人関係に複雑な思いがある人
- 大人になって「過去の自分」を整理したいと思っている人
- 作品を通してエモい感情になりたい人
もしまだ見ていないなら、ぜひ第1話から見てみてください。
過去と現在が丁寧に絡み合い、毎話ごとに心が揺さぶられます。
現在は Tver、Hulu等 で視聴可能です。
(※配信状況は変わる可能性があるので最新情報をご確認ください)
あなた自身の「良いこと」と「悪いこと」も、そっと浮かび上がってくるかもしれません。
コメント