窮鼠はチーズの夢を見るはどこで見れる?結末も考察

当ページのリンクには広告が含まれています。
窮鼠はチーズの夢を見る
かしゅー

こんにちは、かしゅーです。

かしゅー

今回は、観たあとしばらく動けなくなる恋愛映画「窮鼠はチーズの夢を見る」を紹介していきます。

大倉忠義さんの演技を、私はこの映画で初めてちゃんと観ました。
最初に浮かんだ言葉は「色っぽい」です。
アイドルとしての彼しか知らなかったので、あの目つきと低い声に、正直うろたえました。

観終わってから頭に残ったのは、たぶん多くの人と同じことだと思います。
あのベッドシーンは、本当にやっているのか。
最後のあれは、幸せな終わり方だったのか。

この記事では、結末の意味とラブシーンの真相、そして今どこで観られるのかまでを、ネタバレありで書いていきます。
賛否がはっきり割れる作品なので、「気持ち悪い」と言われる理由からも逃げません。

配信は現在、U-NEXT・Hulu・DMM TVの3つで見放題です。Amazonプライムビデオの見放題は終了しています。

観たあとに残るあのモヤモヤを、一緒に整理していきましょう。

  • ラストの意味と、今ヶ瀬が帰ってくるのかどうかの読み方
  • ラブシーンは本当にやっているのか、という疑問への答え
  • やばい、気持ち悪いと言われる理由を正直に
  • 原作漫画との結末の違いと、番外編の読み方
  • 2026年8月時点で観られる配信サービスの最新情報

本ページの情報は2026年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

サービス
配信状況・無料期間
料金(税込)
配信:見放題
無料:31日間
月額2,189円
配信:見放題
無料:なし
月額1,026円
配信:見放題
無料:14日間
月額550円
窮鼠はチーズの夢を見る
総合評価
( 4 )
メリット
  • 大倉忠義さんの、これまで見たことのない色気に殴られます
  • 今ヶ瀬のまっすぐすぎる愛が痛くて、途中から目が離せなくなります
  • 結末の解釈が人によって割れるので、観たあと誰かと話したくなります
  • 行定勲監督の画づくりが美しく、部屋の隅々まで眺めたくなります
  • 賛否が割れる作品だからこそ、自分がどちら側なのか確かめたくなります
目次

窮鼠はチーズの夢を見るとは

タイトルの読み方と意味

木の板に置かれたチーズ(イメージ)

「きゅうそはチーズのゆめをみる」と読みます。
窮鼠の二文字は、読めないまま作品名だけ覚えている人も多いはずです。

由来は、追い詰められたネズミは猫にも噛みつく、というあのことわざです。
逃げ場をなくした弱い側が、最後に牙をむく。

この映画で追い詰められているのは、主人公の大伴恭一です。
妻がいて、浮気相手もいて、それなのに誰にも本気になれない男が、大学時代の後輩から想いをぶつけられて逃げ場を失っていきます。

チーズにあたるのは、その先にあるかもしれない幸せでしょう。
手を伸ばせば届きそうなのに、かじった瞬間に罠が落ちてくるかもしれない。
その危うさが最後まで消えないところに、このタイトルの意味があります。

公開日と上映時間、年齢制限

暗い映画館の座席(イメージ)

2020年9月11日公開、上映時間は130分でした。
監督は行定勲さん、原作は水城せとなさんの同名漫画です。

年齢制限はR15+になっています。
15歳未満は劇場で観られない区分で、理由はそのまま性描写の強さにありました。
15禁かどうかを調べている人が一定数いるのは、家族と一緒に観ていいのか判断したいからだと思います。

その答えははっきりしていて、リビングで家族と流す映画ではありません。一人で、画面を誰にも覗かれない環境で観るのが正解です。

ジャンルは恋愛映画です。
ただ、BL漫画の実写化という言葉で身構えると、出てくるものが少し違います。
描かれているのは男同士の恋愛そのものより、流されるまま生きてきた人間が、生まれて初めて自分で何かを選ぶまでの話でした。

興行収入とヒットの規模

公開から6日間で、興行収入は2億5,182万円、動員は18万3,772人を記録しています。
劇場の座席が間引かれていた2020年9月という条件を思えば、かなり健闘した数字でした。

面白いのは客層です。
配給側が想定していたのは10代から20代の女性でしたが、実際に劇場を埋めたのは30代以上の女性が中心でした。
BL作品を普段まったく観ない層まで動いたということになります。

数字の裏側にあったのは、大倉忠義さんが何をやったのか自分の目で確かめたい、という好奇心だったのではないでしょうか。
私が観たきっかけも、まさにそれでした。

では、その中身がどんな話なのか。
人物の関係から整理していきます。

あらすじと登場人物の相関図

あらすじをネタバレなしで

夜のマンションの玄関ドア(イメージ)

物語は、一人の男が訪ねてくるところから動き出します。

主人公は大伴恭一(大倉忠義)。
妻がいながら別の女性とも関係を持っている、いわゆるどうしようもない男です。
訪ねてきたのは今ヶ瀬渉(成田凌)、大学時代の後輩でした。

今ヶ瀬は興信所の調査員です。
恭一の妻から浮気調査を頼まれていて、手元には決定的な証拠を持っていました。

物語のすべてを決める条件

  • 証拠は妻に渡さない
  • その代わり、あなたの体が欲しい

普通なら殴って追い返す場面でしょう。
恭一は、追い返しませんでした。

流されるまま関係を持ち、流されるまま妻と別れ、流されるまま男と暮らし始める。
この流されるという一語が、130分かけて少しずつ形を変えていきます。
どこで変わったのかを探しながら観るのが、この映画の一番面白い見方です。

大伴恭一と今ヶ瀬渉の関係

二人の関係は、対等ではないところから始まっています。
脅す側と脅される側、望んでいる側と受け入れているだけの側。
出発点がこれだけ歪んでいるのに、観ているうちに立場が入れ替わっていくのがこの映画の恐ろしいところでした。

今ヶ瀬は、大学時代からずっと恭一を想っています。
ゲイであることを隠さず、自分の欲しいものをはっきり口にする男です。
一方の恭一は、誰にも本気になれないまま三十歳手前まで来てしまった男。

強引に踏み込んでくるのは今ヶ瀬なのに、途中から傷つくのも今ヶ瀬の方になります。
恭一が優しいからです。
拒まないという優しさが、一番人を追い詰めるのだと思い知らされました。

たまきと夏生、知佳子の立場

この映画には三人の女性が出てきて、それぞれ恭一の別の顔を引き出します。

大伴知佳子(咲妃みゆ)
恭一の妻。夫に冷めきっていて、浮気調査を興信所に依頼したことで物語が始まります。彼女がいなければ、恭一と今ヶ瀬は再会すらしていません。
夏生(さとうほなみ)
大学時代のサークル仲間で、恭一の元恋人にあたります。浮気相手として恭一と会い続けている女性で、二人の空気には妙な気安さがありました。
岡村たまき(吉田志織)
離婚後の恭一の部下。まっすぐに恭一へ想いを寄せる女性で、後半の展開はこの人が握っています。たまきは今ヶ瀬を恭一の友人だと思っていて、その勘違いが物語を静かに壊していきます。

このほか井手瑠璃子役で小原徳子さん、たまきの母役で中村久美さんが出演していました。
人物の数はけっして多くありません。
相関図を頭に入れなくても迷わない作りになっているので、身構えずに観てもらって大丈夫です。

登場人物が見えたところで、次はその人物を演じたキャストの話をさせてください。
私がこの映画で一番動揺したのは、ここです。

キャストと出演者一覧

大伴恭一役の大倉忠義

私が大倉忠義さんの演技をちゃんと観たのは、この映画が初めてでした。
SUPER EIGHTでドラムを叩いている人、という認識しか持っていなかったんです。

観終わって最初に出てきた言葉が、色っぽい、でした。
脱いでいるから色っぽい、という単純な話ではありません。
今ヶ瀬に迫られたとき、恭一は嫌がりも喜びもせず、ただ困ったような顔をします。
あの困り顔が、どうしようもなく艶っぽい。

あとで知って驚いたのですが、行定勲監督も同じ言葉を使っていました。

行定勲が明かす、大倉忠義と成田凌の魅力は「さりげない色気」「しなやかで、繊細」

引用:映画ナタリー

感情表現の難しい恭一という役を、大倉さんはさりげない色気で伝えられる、と評しています。
観客が勝手に受け取った印象と、撮った側の狙いがきれいに重なっていたわけです。

恭一は29歳の設定です。
何ひとつ自分で選ばないまま、ここまで来てしまった男。
その気だるさを、大倉さんは説明せずに佇まいだけで出しています。

大倉さんのファンの方には、少しだけ覚悟して観てほしいと思います。
かっこいい大倉忠義は、この映画にはいません。
その代わり、たぶんまだ誰も知らない大倉忠義がいます。

今ヶ瀬渉役の成田凌

成田凌さんが演じる今ヶ瀬は、この映画で一番難しい役でした。

脅迫から関係を始める男です。
やっていることだけ並べれば、完全に加害者側になります。
それなのに観ているうちに、いつのまにか一番かわいそうな人になっている。

その転換を成田さんは、声の温度だけでやってのけます。
強く出るときほど声が優しくなるんです。
本当は怖がっているのが、そこで全部わかってしまう。

大倉さんは対談で、成田くんはかわいかった、と繰り返し話していました。
現場で見ていた人がそう感じるくらい、あの役は無防備だったのだと思います。
成田凌さんをかっこいい俳優として認識している人ほど、この作品の印象は裏返るはずです。

女性キャストとその他出演者

夏生を演じたさとうほなみさんは、ゲスの極み乙女でほな・いこか名義でドラムを叩いているミュージシャンでもあります。
恭一との場面にある妙な力の抜け方は、演技経験の長い人からは出てこない種類のものでした。

たまき役は吉田志織さん。
まっすぐさが怖い、という役どころを、まばたきの少なさで表現しています。

恭一の妻である知佳子役は咲妃みゆさん、井手瑠璃子役は小原徳子さんです。
このほか小柳友さん、たまきの母役で中村久美さん、国広富之さんが脇を固めていました。

出演者の数はしぼられています。
そのぶん一人ひとりの表情に逃げ場がなく、全員が近い距離で撮られていました。

舞台挨拶とメイキングの裏側

撮影現場のカメラ機材(イメージ)

公開前後には、大倉さんと成田さんの対談映像がいくつも公開されました。
互いを色気とかわいさで語り合う内容で、本編とは別の温度で二人の距離が見えます。

先行公開された場面のなかでは、耳かきのシーンが特に話題になりました
色気のあるシーンではありません。
なのに、あの部屋の空気の親密さが数十秒で伝わってしまう。
本編を観る前にあれを見せた宣伝は、うまいと思いました。

インタビューで大倉さんは、細かい仕草は監督に委ねていた、と語っています。
成田くんを目の前にして初めて生まれる感情があるから、フラットでいるようにした、とも。
つまりあの反応の多くは、演じたというより、その場で起きたものだったことになります。

だとしたら、あの困り顔は本物です。
これは映像でしか受け取れないものなので、ぜひご自分の目で確かめてみてください。

\大倉忠義さんのあの表情は、U-NEXTの31日間無料で確かめられます/

キャストが死亡というのは本当か

出演者に亡くなった方はいない

不安そうにスマートフォンを見る手元(イメージ)

この作品には、出演者の誰かが亡くなったという話がついて回っています。
心当たりがないのに耳に入ってくるので、不安になって確かめた人も多いはずです。

先にお答えしておきます。この映画の出演者に、亡くなった方はいません。

主演の二人をはじめ、出演したみなさんは公開後も俳優として活動を続けています。
どこかで生まれた根拠のない噂だけが、ひとり歩きして残ってしまっています。

こういう話は、消えるどころか自分で育っていきます。
誰かが口にする、それを見た人がまた口にする、そうやって噂だけが強くなる。
存在しない話が、いつのまにか形を持ってしまうんです。

役者さんに関わることなので、はっきり否定しておきます。

作中でも命を落とす人物はいない

もうひとつ、作品の中で誰かが死ぬのではと身構えている方もいると思います。
そちらも心配いりません。
登場人物の誰も、命を落としません。

この映画で失われるのは、命ではなく関係のほうです。
別れがあり、すれ違いがあり、取り返しのつかない言葉があります。
それはそれで痛いのですが、事件や事故で人が消えていくタイプの物語ではありませんでした。

重い展開が苦手で足踏みしていた方も、そこは安心して大丈夫です。
気持ちを構えずに、物語の中身へ進んでください。

スタッフと主題歌、ロケ地

監督は行定勲

映画撮影用のカチンコ(イメージ)

監督は行定勲さんです。
「GO」や「世界の中心で、愛をさけぶ」を撮った人、と言えば伝わる方が多いと思います。

行定監督の映画は、感情を説明しません。
今回もそうで、二人の気持ちが動いた瞬間にセリフはほとんど置かれていない。
代わりに、視線の高さや部屋の明るさが変わります。

脚本は堀泉杏さん、撮影は今井孝博さん、美術は相馬直樹さんが手がけました。
この三人の仕事が、あとで触れる小道具の話につながっていきます。

原作者は水城せとな

原作は水城せとなさんの同名漫画です。
小学館のフラワーコミックスαから出ています。

水城さんの名前にピンとこなくても、作品なら知っているかもしれません。
「失恋ショコラティエ」と「脳内ポイズンベリー」の作者です。
どちらも、恋愛のみっともない部分だけを容赦なく描く人でした。

窮鼠も同じです。
純愛の物語ではありません。
人が誰かを好きになったときにやってしまう、いちばん見苦しいことが全部描かれています。

主題歌と音楽、サントラ

暗がりに浮かぶピアノの鍵盤(イメージ)

主題歌と呼べる歌ものは、この映画には用意されていません。
エンドロールまで、半野喜弘さんの劇伴が続きます。

半野さんはパリを拠点に活動する音楽家で、中谷美紀さんやUAさんの作品も手がけてきました
ピアノと弦を最小限だけ鳴らす音の作り方で、映画の湿度をずっと一定に保っています。

音楽が主張しないぶん、無音の時間が異様に効きます。
二人が黙っている場面の居心地の悪さは、音を引いたからこそ生まれたものでした。
サウンドトラックだけを聴くと、思っていたよりずっと静かで驚くはずです。

なお予告編で流れる曲は本編の劇伴とは別で、英語詞の楽曲が使われています。
予告の印象で観に行くと、本編の静けさとの落差に戸惑うかもしれません。

ロケ地はどこで撮られたか

この映画で場所が特定されているロケ地は、大きく二つあります。

ひとつが、千葉県長生郡白子町の白子海岸です。
見渡すかぎり砂浜が続く、サーファーに人気の海岸になります。
予告映像で使われていた、あの開けた景色の正体がここでした。

同じ千葉の九十九里有料道路も、ドライブの場面に使われたとされています。
屋内ばかりのこの映画で、風景が動く数少ない時間です。

もうひとつが、東京のアジアンパーム神楽坂店です。
恭一が昔の恋人から、女と男だよ、と決断を迫られるあの場面が撮られたとされています。

ここはアジア料理の店です。
劇中に並ぶ料理が気になっていた方は、ここでつながるはずです。
あの緊張した会話の裏で、テーブルの上だけがやたら賑やかだったのを思い出しました。

アジアンパーム神楽坂店は2023年12月17日に閉店をしています。

いずれも予告映像や目撃情報をもとにしたもので、制作側からの公式発表ではありません。訪れる際は、一般のお客さんや近隣の方の迷惑にならないよう気をつけてください。

一方で、恭一が暮らすマンションの場所は公表されていません。
住所を書いている記事も見かけますが、ここでは書かないでおきます。
実在の建物にお住まいの方がいる以上、憶測で特定するのは避けたいからです。

わかっているのは、あの部屋が実在の空間として作り込まれていたことだけ。
その作り込みの中身については、後半でたっぷり触れさせてください。

ラブシーンは本当にやってるのか

ベッドシーンの長さと本数

いちばん気になるところから、先にお答えします。
本当にやっているのか。

結論

  • 演技です。実際の行為ではありません
  • それでも演技に見えないほど生々しく撮られています

人には聞きにくい話だと思うので、まっすぐ書いておきました。

そのうえで考えたいのは、なぜこれだけ多くの人が同じところで引っかかるのか、です。
理由ははっきりしていて、演技に見えないからだと思います。

ラブシーンは一度きりではありません
序盤から複数回あって、本数だけなら恋愛映画の平均をかなり超えています。
何分あるかを計測した公式の情報はありませんが、観ていて、これは長い、と何度か思いました。

ただ、私が落ち着かなかったのは長さのほうではありませんでした。
このカメラは、盛り上がったところで場面を切りません。
終わったあとの、どうしていいかわからない沈黙まで映します。
気まずいのは行為ではなく、その余白のほうでした。

二人の関係の描かれ方

LGBTQ

BLを読む人のあいだには、どちらが受けでどちらが攻めか、という言い方があります。
リバという言葉も含めて、この映画でもよく話題にのぼります。

物語の上では、わかりやすい形になっています。
関係を強引に始めたのは今ヶ瀬のほうです。
そして体の関係のなかで、恭一は受け入れる側に回っていきます。

面白いのは、その役割と心の力関係がまったく一致していないところでした。
受け入れているはずの恭一が、最後まで主導権を握っている。
求めた側の今ヶ瀬は、いつも怯えているんです。

行定監督は、この作品はBLでもLGBTQの作品でもない、と語っています
性別や、相手が一番か二番かに関係なく恋愛を描いた話だ、と。

観るとその意味がわかります。
どちらが受けかという枠に当てはめようとした瞬間に、この映画のいちばん大事な部分が手からこぼれ落ちてしまう。
そういう作りになっていました。

年齢制限と修正について

年齢制限はR15+です
15歳未満の方は劇場で鑑賞できませんでした。

修正前の映像を探している方もいるようですが、公式にそうしたバージョンが公開されているという情報はありません。

  • 検索で出てくる見慣れないサイトは、まず違法アップロードだと考える
  • 再生を装って個人情報を抜く作りのページも混ざっている
  • 正規の配信サービスなら、劇場公開版をそのまま観られる

家族が寝静まったあとに、音量を少しだけ絞って向き合う。
この映画には、その観方がいちばん合っていると思います。

結末とラストの意味を考察

ここから先は結末に触れます。まだ観ていない方は、配信の見出しまで飛ばしてください。

ラストで恭一は何をしていたか

誰もいない部屋に置かれた椅子(イメージ)

最後、恭一は一人で部屋にいます。
やっていることは、待つことだけです。

たまきとの婚約は解消しました。
会社での立場も、これまで守ってきたまともな人生も、自分から手放しています。
そのうえで、いつ帰ってくるかわからない今ヶ瀬を待つ。

今ヶ瀬が実際に戻ってくるかどうかは、映画のなかで描かれません。
ドアが開く音もしなければ、再会の場面もない。
恭一が待つと決めた、そこで終わります。

初めて観たとき、私は正直、置いていかれた気持ちになりました。
二時間見てきて、結局どうなったのか教えてもらえないのかと。

その感想が変わったのは、少し時間がたってからです。
この映画がずっと描いてきたのは、恭一が何かを選べない男だということでした。
妻も、浮気相手も、今ヶ瀬も、たまきも、全部向こうから来たものです。
その男が生まれて初めて、自分から何かを選んだ
それが、あの待つという行為でした。

つまりあの場面は、結果を見せていないのではありません。
結果よりずっと大事なものを、最後の数分で見せていたことになります。

「お前はもういらない」の意味

観終わったあと、この一言だけが耳に残ったという人も多いはずです。
物語のなかでも、いちばん残酷な場面で出てくるセリフです。

恭一が今ヶ瀬に、たまきと結婚すると告げます。
今ヶ瀬はそれを祝福したうえで、月に一度でいいから会いたいと頼みます。
その願いを、恭一はこの一言で断ち切ります。

言われた側の顔を見ると、殴られたほうがましだったと思うはずです。
今ヶ瀬はずっと、少しでいいから残してほしいと願ってきました。
その少しすら、いらないと言われる。

ただ、この言葉は今ヶ瀬だけに向けられたものではありませんでした。
恭一はこのとき、自分の中にあるものごと切り捨てようとしています。
だから言い方が過剰になる。
本当に必要ないなら、あんな強い言葉は要りません。

ポスターに使われた「俺は、お前を選ぶわけにはいかないよ」も同じです。
選ばないのではなく、選ぶわけにはいかない。
この二つは、まったく違う意味を持っています。

最後の場面が示すもの

エンドロールのあとに、答え合わせのような説明は用意されていません。
この作品は、最後まで観客に何も教えてくれない作りになっています。

だから何度も蒸し返されるのだと思います。
公開から六年たっても、あの終わり方の意味はまだ決着していません。

言葉での説明がないぶん、判断材料は恭一の表情しかありません。
あの顔が絶望に見えるか、覚悟に見えるか。
それだけで、この映画の後味は正反対になります。

私は覚悟の顔に見えました。
理由は、あの部屋がきちんと片づいていたからです。
荒れた部屋で待っているなら、それはただの未練でしょう。
片づけて、灯りをつけて、待っている。
あれは、帰ってくる人がいる部屋の作り方です。

これはハッピーエンドなのか

朝日が差し込む窓辺(イメージ)

答えは、観た人によって割れます。

今ヶ瀬が戻る保証はどこにもない、だからバッドエンドだ。
そう受け取る人の言い分はよくわかります。
恭一は仕事も婚約者も失っていて、客観的には何ひとつ得ていません。

それでも私は、これ以上ないハッピーエンドだと思っています
この映画で失われてはいけなかったのは、恭一が自分で決めることでした。
それだけは、最後に手に入っています。

原作の終わり方はもう少し具体的で、別れを前提にした苦い幸福として描かれます。
映画は、その手前で幕を下ろしました。
どちらが好きかは、たぶん観る人の恋愛観がそのまま出ます。

あなたには、あの顔がどちらに見えるでしょうか。

心に残る名言とセリフ

このタイトルの意味が、最後にもう一度効いてきます。

窮鼠はチーズの夢を見る。
追い詰められた者が見る夢の中身にこそ、その人が本当に欲しかったものが出る。
恭一が最後に見ていた夢は、出世でも家庭でもありませんでした。

セリフを文字で読むと、正直、かなり陳腐に見えるものもあります。
それが刺さるのは、大倉さんと成田さんが、言い切らずに口にしているからです。
言葉の途中で息が止まる、あの間の長さは文章では絶対に再現できません。

私がこの記事で書けたのは、たぶん半分くらいです。
残りの半分は、130分のなかにしか置いてありません。

\あの最後の表情は、文字では届きません。U-NEXTで見放題です/

やばい、気持ち悪いと言われる理由

やばいと言われる3つの理由

薄暗い部屋で考え込む人(イメージ)

この映画は、やばいという一語でよく語られます。
感想がなぜかこの一語に集まってしまうのは、他の言葉が出てこなくなるからだと思います。

性描写の量が予想を超える
R15+という区分が飾りではなく、序盤から複数回、かなり踏み込んだ場面が出てきます。BL作品の実写化はもっと控えめになりがちなので、その予想を裏切られた人が多かったようです。
主人公を好きになれない
恭一は妻を裏切り、浮気相手にも本気にならず、今ヶ瀬の気持ちにも甘えます。擁護できる場面がほとんどありません。それでも二時間目が離せないのは、この人が心底どうしようもないまま、嘘だけはついていないからでした。
演技が生々しすぎる
フィクションとして安心して観ていられる距離を、この映画は取らせてくれません。二人が黙り込む場面で、こちらまで呼吸が浅くなります。

気持ち悪い、気まずいという声

気持ち悪いという感想も、正直に紹介しておきます。

多いのは、男同士だからという理由ではありませんでした。
恭一の身勝手さに対する生理的な拒否感、こちらのほうがはるかに目立ちます。
自分では何も決めずに、周りの人生だけを変えていく。
その卑怯さが受けつけない、という声です。

もうひとつが、気まずいという感想でした。
これは内容よりも観る状況の話で、家族やパートナーと並んで観てしまった人の悲鳴に近いものが多いです。
先ほども書いたとおり、一人で観る映画です。

BL作品が苦手な方が無理をして観る必要はないと思います。
合わないと感じるのは、感性が鈍いからでも古いからでもありません。
この映画は、そもそも観客に好かれようとしていない作りをしています。

当事者から見た評価

ゲイの人はこの作品をどう見たのか。
当事者の方が書いた感想は、個人ブログやnoteにいくつも公開されていて、評価ははっきり割れていました。
ファンタジーではなく現実に近い痛みが描かれていた、と受け取る人がいます。
一方で、脅迫から始まる関係を恋愛として描くことへの違和感を書いている人もいました。

どちらが正しいという話ではありません。
ただ、この映画が当事者にとっても議論の対象になったこと自体が、作品の重さを示していると思います。

泣けたという口コミ

雨粒がつたう窓ガラス(イメージ)

賛否のなかで、涙の理由だけはほぼ一致していました。
今ヶ瀬です。

Filmarksには6万7000件を超えるレビューが集まっていますが、そのなかで繰り返し出てくるのが、今ヶ瀬がかわいそうで見ていられない、という声でした。
あれだけ強引に迫ってきた男が、途中から誰よりも小さく見えてきます。

この映画で最も引用されるのが、次の言葉です。

心底惚れるって、全てにおいてその人だけが例外になっちゃうってことなんです。

この一行だけを覚えて帰る人がいるくらい、強い言葉です。
好きになるとは、自分のルールが一箇所だけ壊れることだと言っている。
そう言われてしまうと、思い当たる人は多いのではないでしょうか。

賛否がここまで割れる映画は、そう多くありません。
だからこそ、自分がどちら側になるのかを確かめる価値があります。

原作漫画との違いと続編

原作漫画は全何巻か

原作は水城せとなさんの漫画で、二冊で完結しています。

一冊目が「窮鼠はチーズの夢を見る」。
二冊目が続編にあたる「俎上の鯉は二度跳ねる」です。
長編ではありません。
週末に二冊読めば、それで終わります。

先に大事なことを書いておくと、小説版は存在しません。小説版があると思っている方もいるのですが、この作品はあくまで漫画です。探しても見つからないので、そこで迷わないでください。

映画は、この二冊の内容をまとめて一本にしています。
続編から登場する人物が最初から画面にいるのは、そのためでした。

映画と原作で違う結末

誰もいない映画館の座席がずらりと並ぶ様子

いちばん大きな違いが、終わり方です。

映画は、恭一が一人で待つところで幕を下ろします。
今ヶ瀬が戻るかどうかは、観客に委ねられたままでした。

原作は、その先まで描きます。
二人が同じ場所にたどり着く姿が、はっきり示されます。

ならば原作のほうが救いがあるかというと、原作を読んだ方の感想を追っていくと、単純ではありませんでした。
原作の幸福には、いつか終わるという予感がずっと貼りついています。
手に入れた瞬間から、失う日を数え始めるような幸せです。

映画のほうが不確かなのに、なぜか希望が強い。
原作のほうが具体的なのに、読後感は苦い。
この逆転が起きているのが、今作の面白いところだと思います。

どちらが好きかで、その人の恋愛観がわりとはっきり出ます。
映画のほうが好きだという声も多く、私もその側です。
恭一が自分で選んだ、その一点だけで十分だと感じました。

続編「俎上の鯉は二度跳ねる」

続編のタイトルは「そじょうのこいはにどはねる」と読みます。

まな板の上の鯉は、あきらめて動かないもの。
それが二度跳ねるのだから、あきらめきれなかった者の話だとわかります。
一冊目のタイトルと並べると、水城さんの付け方のうまさに唸ります。

映画のあとが気になって仕方ない人には、こちらを強くおすすめします。
恭一と今ヶ瀬のその後が、逃げずに描かれています。
映画で答えをもらえなかった部分に、活字と絵で答えが返ってきます。

番外編と小説版

さらにその先があります。

原作の完結から十一年後に、「ハミングバード・ラプソディ」という番外編が発表されました。
オールインワンエディションという一冊にまとめられていて、本編二冊と番外編が全部入っています。
これから読む方には、この形が一番わかりやすいと思います。

十一年後の作者が、あの二人をどう見ていたのか。
それが読めるだけでも、この番外編には価値があります。

映画で足りなかった分を埋めたい方は、原作から入ってみてください。

画面に映る小道具の話

恭一の部屋のインテリア

コンクリート壁のリビング(イメージ)

この映画を観て、部屋のほうが気になってしまった人はかなり多いはずです。
インテリア、家具、椅子といった言葉で調べている人が、毎月一定数います。

実はあの部屋、インテリアショップのリグナが家具のコーディネートを手がけていました
なんとなくおしゃれに見えるのではなく、設計されていた空間だったわけです。

リビングは、剥き出しのコンクリート壁と電線管に、鉄脚の家具を合わせています。
色は寒色でまとめ、ソファにはベージュとブルー、グリーンのクッションを置く。
男性的なのに冷たくない、あの微妙な温度はここから来ていました。

寝室はさらに徹底していて、ガレージのようなスチール製のチェストに、古材のサイドテーブル。
消灯したときの形まで計算されたテーブルライトが置かれています。

意図がわかると、少し怖くなりました。
あの部屋には、住んでいる本人の趣味がどこにも見えないんです。
整っているのに、選んだ痕跡がない。
何ひとつ自分で決めずに生きてきた男の部屋として、これ以上正しい作りはないと思います。

タバコとライター、灰皿

テーブルの上の灰皿(イメージ)

私は煙草が苦手です。
においを嗅ぐと、それだけで気持ちが引いてしまいます。

それなのに、映像のなかで人が煙草を吸っている画は好きなんです。
むしろ、少し恋しくなる。
自分でも矛盾していると思うのですが、この映画を観ながらまたそれを感じていました。

灰皿やライターまで気にしている人がいると知って、同じような人がいるんだと少しうれしくなりました。

煙草の場面は、この映画では会話の代わりに置かれています。
言えないことを抱えているとき、二人は吸う。
沈黙が長引いても、煙が動いているだけで画面がもちます。
だからこの映画は、あれだけ黙っていられるのだと思いました。

画面に映る物まで気になる映画

面白いのは、この作品では小道具そのものが話題になることです。
ワイン、ビール、車、椅子、タイ料理。
劇中に映ったものが、片っ端から気にされています。

普通の恋愛映画では、こうはなりません。
物語だけが記憶に残って、背景は流れていくものです。

観た人の頭に、二人の生活のほうが残った。
それは美術と撮影がきちんと仕事をした証拠だと思います。

海のシーンが意味するもの

水平線が広がる海(イメージ)

もうひとつ、多くの人が覚えているのが海の場面でした。

この映画は、ほとんどが屋内で進みます。
部屋、事務所、店。
壁に囲まれた場所ばかりです。

だから外に出た瞬間の解放感が、異様に強く効きます。
空が広くて、音が変わる。
二人を閉じ込めていたものが、そこだけ一時的にほどけます。

観終わってしばらくたつと、細かい筋よりも先に、あの明るさのほうを思い出しました。

こういう細部は、あらすじをいくら読んでも手に入りません。
画面の隅まで眺める楽しみが、この映画にはあります。

配信でどこで見れるのか

本ページの情報は2026年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

サービス
配信状況・無料期間
料金(税込)
配信:見放題
無料:31日間
月額2,189円
配信:見放題
無料:なし
月額1,026円
配信:見放題
無料:14日間
月額550円

U-NEXTで見放題配信中

夜にタブレットで動画を観る様子(イメージ)

いちばん確実なのはU-NEXTです。
見放題の対象になっているので、追加料金なしで最後まで観られます。

U-NEXTには31日間の無料体験があります。
体験期間中でも見放題作品はそのまま観られるので、この一本のために登録して、観終わってから考えるという使い方もできます。

上映時間は130分。
夜に一本、それだけの時間で終わります。
原作漫画やドラマCDのような関連作品まで一か所で探せるのも、この作品との相性がいいところでした。

Huluでも見放題

Huluでも見放題で配信されています。

すでにHuluを契約している方は、今夜そのまま観られます。
わざわざ他社に登録し直す必要はありません。

DMM TVでも見放題

DMM TVも見放題の対象です。

月額料金が比較的おさえられているサービスなので、費用を優先したい方はここが選択肢になります。
アニメの本数が多いサービスなので、普段アニメをよく観る方との相性がいいでしょう。

無料体験の有無や期間は時期によって変わります。
登録前に公式ページで最新の条件を確認してください。

アマプラとネトフリでは見られない

ここが、いちばん注意してほしいところです。

  • Amazonプライムビデオの見放題は終了済み。プライム会員でも追加料金なしでは観られない
  • Netflixでは配信されていない。ネトフリで探しても見つからない

以前はアマプラも見放題の対象でした。
当時の情報のまま「アマプラで観られる」と書いている記事がまだ残っていますが、今は違います。
どちらのサービスで検索しても出てこないので、上の3社のどれかを選ぶことになります。

レンタルで見る方法

サブスクに登録したくない方には、単品レンタルという手もあります。

Amazonプライムビデオでは、見放題ではなくレンタルとして扱われています。
このほかApple TV、TELASA、FODプレミアム、music.jpなどでも借りられます。
宅配レンタルのTSUTAYA DISCASを使えば、DVDを郵送で受け取ることもできます。

一本だけ観たいなら、レンタルのほうが安く済む場合もあります。
ただ、この作品は二回目で印象が変わるタイプでした。
一度観て終わりにできる自信がない方は、見放題のほうが後悔が少ないと思います。

\過去作がたくさんあるサービス/

無料で見る方法はあるのか

無料という言葉で調べている方も多いので、はっきり書いておきます。

正規の方法で無料に近い形にするなら、U-NEXTの31日間無料体験を使うのが唯一に近い選択肢です。
期間内に解約すれば料金はかかりません。

フル動画を無料で公開していると称するサイトにあるのは違法アップロードです。権利者に無断で置かれているだけでなく、ウイルスの配布や個人情報の抜き取りを目的にしたページも混ざっています。

作った人にお金が渡らなければ、続編も新作も生まれません。
この映画を良かったと思えたなら、なおさら正規のサービスで観てほしいと思います。

配信のラインナップは入れ替わります。
気になっている今のうちに観ておくのが、いちばん確実です。

\130分。U-NEXTの31日間無料体験なら、今夜のうちに観られます/

漫画とDVD、ドラマCDを楽しむ

漫画を無料で試し読みする

タブレットで電子書籍を読む手元(イメージ)

原作を読んでみたい方は、まず試し読みから入るのがおすすめです。

電子書籍ストアの多くが冒頭を無料公開しています。
コミックシーモアやAmazon Kindleなら、登録の前に最初の数十ページを読めます。
水城せとなさんの絵と間の取り方が自分に合うかどうかは、そこで判断できるはずです。

映画で二人の顔を知ってから読むと、勝手に大倉さんと成田さんの声で再生されます。
この読み方はかなり楽しいので、映画を観た方にこそ試してほしいところです。

全巻をまとめて買うなら

本編は二冊しかありません。
全巻と言っても、揃えるのは簡単です。

ただし今から買うなら、一冊にまとまった特別版を選ぶほうが早いです。
本編二冊が分かれていないので、読む順番で迷うこともありません。
電子書籍なら、注文した数分後には読み始められます。

DVDと豪華版の違い

映像で手元に置いておきたい方には、DVDとBlu-rayが出ています。

通常版のほかに豪華版があり、こちらには特典映像が付いています。
劇場で配られたパンフレットは今から手に入れるのが難しいので、制作の裏側を見たい方には豪華版が現実的な選択肢になります。

収録内容は販売ページによって表記が違うことがあるので、購入前に特典の中身を確認してください。

リブートエディションとは

ここで多くの人が混乱します。
この作品には特別版が二種類あって、名前が似ているのに中身が違うんです。

オールインワンエディション
本編二冊に加えて、番外編の「ハミングバード・ラプソディ」を収録しています。
リブートエディション
短編の「黒猫、海へ行く」の前後編が収録されています。

つまり、どちらか一方を買っても読めない番外編が残ります。
二人のその後を全部知りたい人は、両方に手を出すことになるわけです。
うまい商売だと思います。
それでも両方ほしくなる作りなのが、悔しいところでした。

迷っている方には、まずオールインワンエディションをおすすめします。
本編がまとまっている分、初めて読む人には親切な作りになっています。

ドラマCD版と声優

映画より前に、この作品は音声化されていました。

2008年に発売されたドラマCDで、大伴恭一を中村悠一さん、今ヶ瀬渉を遊佐浩二さんが演じています。
夏生役に五十嵐麗さん、知佳子役に生天目仁美さん。
高杉という人物も登場していて、この名前に心当たりがある方は、おそらくCD版から来ています。

映画とは、二人の距離感がずいぶん違います。
声だけになると、今ヶ瀬の押しの強さがより直接的に響きました。

試聴は各ストアの商品ページで少しだけ聴けます。
映画の二人が頭に残っているうちに聴くと、同じセリフがまったく別の温度で届くはずです。

原作も音声も揃っている作品なので、気に入ったなら長く楽しめます。

中村悠一さんといえば、アニメおそ松さんでカラ松を演じている有名な声優さんですね。

よくある質問

窮鼠はチーズの夢を見るはどこで見れますか。

U-NEXT、Hulu、DMM TVの3つで見放題配信中です。
Amazonプライムビデオは見放題が終了していて、現在はレンタルのみになります。
Netflixでは配信されていません。

タイトルはなんて読みますか。意味は何ですか。

「きゅうそはチーズのゆめをみる」と読みます。
追い詰められたネズミは猫を噛む、ということわざが下敷きになっています。
逃げ場を失った人が最後に何を欲しがるのか、という物語です。

ラブシーンは本当にやっているのですか。

演技です。
実際の行為ではありません。
それでも同じ疑問を持つ人が後を絶たないほど、生々しく撮られています。

出演者に亡くなった方はいるのですか。

いません。
大倉忠義さん、成田凌さんをはじめ、出演者は公開後も俳優として活動を続けています。
根拠のない噂がひとり歩きしているだけなので、心配はいりません。

何歳から見られますか。

R15+なので、15歳未満の方は劇場で鑑賞できませんでした。
性描写の強さが理由です。
配信で観る場合も、家族と並んで観る作品ではありません。

原作漫画は全何巻ですか。続編はありますか。

本編と続編の全2巻です。
続編のタイトルは「俎上の鯉は二度跳ねる」で、映画が描かなかったその後が読めます。
番外編まで一冊に入ったオールインワンエディションを選べば、これ一冊で完結します。

まとめ

窮鼠はチーズの夢を見る。
観る前は、追い詰められた者が見る儚い夢のことだと思っていました。
観たあとは、追い詰められて初めて見えるものがある、という意味に変わりました。

恭一は、逃げ場をなくすまで何ひとつ選べない男です。
情けない話ですが、それを笑えるほど自分の人生を自分で選んできたかというと、私は自信がありません。

配信はU-NEXT、Hulu、DMM TVの3つで見放題です。
Amazonプライムビデオの見放題は終わっているので、そこだけ気をつけてください。
130分、その時間さえあれば今夜のうちに終わります。

映画のあとが気になったなら、原作漫画へ進んでみてください。
映画が答えを出さずに終えた部分に、水城せとなさんはきちんと決着をつけています。

あの最後の顔が、絶望に見えるか覚悟に見えるか。
それだけは、この記事をいくら読んでも決まりません。
あなたの目で、確かめてみてください。

\あの表情を確かめるなら、U-NEXTの31日間無料体験から/

本ページの情報は2026年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

サービス
配信状況・無料期間
料金(税込)
配信:見放題
無料:31日間
月額2,189円
配信:見放題
無料:なし
月額1,026円
配信:見放題
無料:14日間
月額550円

窮鼠はチーズの夢を見るのようなBL作品では、「高良くんと天城くん」「消えた初恋」がおすすめです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次