かしゅーこんにちは、かしゅーです。



今回は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のキャストと相関図、あらすじを紹介していきます。
「鎌倉殿の13人」は、1話目でつまずく人が出やすい大河ドラマです。
理由は、登場人物の多さです。
放送当時から、「北条家と頼朝以外は名前の字幕が出ず、誰が誰だか分からない」という声がありました。
U-NEXTの作品ページを開くと、出演者欄には70人近い名前が並びます。
北条義時が主人公だと分かっていても、頼朝のまわりに集まる御家人たちの顔と名前は、1回では覚えられません。
この記事では、キャストと相関図を、北条家、源氏と御家人、朝廷と平家に分けて、役者と役柄を並べました。
初登場の話数がひと目で分かる早見表と、全48話のあらすじ、最終回、感想の分かれ目も入れています。
読み終えるころには、1話目から迷わずに観始められるはずです。
配信は、U-NEXTで全48話が並んでいます。
ただし2026年11月6日時点で、第26話から最終回までは11月30日の23時59分までと表示されています。
料金のしくみは、記事の後半でまとめました。
全話を観る前に、誰が誰かだけ先に押さえてしまいましょう。
\31日間の無料トライアルあり/
- 登場人物を3つの勢力に分けた相関図と、役者と役柄の一覧
- 初登場の話数が分かる早見表と、主要人物の退場回
- 全48話のあらすじと、最終回「報いの時」の結末
- 感想と評価の分かれ目、U-NEXTでの配信状況と期限
- 穏やかな次男坊だった義時が、第48話では地獄を背負う執権になる、その変化を48話かけて追えます
- 第15話「足固めの儀式」から評価が一気に上がったと語られる、転機の回があります
- 頼朝、義経、広常、重忠、実朝と、主要人物の最期が一話ごとに語り草になっています
- 第47話の政子の演説から最終回の「姉さん」まで、積み上げた人間関係が一気に回収されます
- ザテレビジョンドラマアカデミー賞の最優秀作品賞と脚本賞を受けた、三谷幸喜さんの大河ドラマです
鎌倉殿の13人とは?3分で全体像
放送情報と主演・脚本

2022年1月9日から12月18日まで放送された、NHK大河ドラマの第61作です。
全48回の長丁場で、日曜20時に総合テレビで放送されました。
初回と最終回は、15分拡大でした。
主演は小栗旬さんで、演じるのは北条義時です。
脚本家は三谷幸喜さんで、『新選組!』『真田丸』に続く、3作目の大河ドラマになります。
音楽はエバン・コールさん、語りは長澤まさみさんです。
時代は、平安時代の終わりから鎌倉時代の初めまで。
伊豆の小さな豪族の次男だった義時が、流罪人の源頼朝と、姉の政子の結婚をきっかけに、歴史の中心へ引きずり込まれていきます。
前半は源平の合戦、後半は頼朝の死後に始まる御家人同士の権力争いが中心です。
「13人」の意味とは

タイトルの「13人」とは、源頼朝の死後に置かれた「13人の合議制」のことです。
2代将軍の頼家がまだ若かったため、重臣13人が話し合って政治を進める仕組みでした。
では、誰が13人なのか。
史実では、北条時政、北条義時、大江広元、三善康信、中原親能、二階堂行政、梶原景時、比企能員、足立遠元、安達盛長、八田知家、和田義盛、三浦義澄の13人です。
ドラマでは第27話「鎌倉殿と十三人」で、この合議制が動き出します。
「鎌倉殿」は、鎌倉の主、つまり頼朝とその後継者を指す呼び名です。
タイトルにアラビア数字の「13」が使われたのは、大河ドラマで初めてのことでした。
主人公は誰?

主人公は北条義時です。
主役の小栗旬さんが演じる義時は、はじめ、勢いのある父と兄に振り回される次男坊として登場します。
その義時が、第15話では、御家人たちの謀反の計画をつぶす側に回ります。
仲間だった人たちを、自分の手で追い込む立場になるわけです。
穏やかだった青年の顔つきが変わっていく過程は、全48話を通した見どころでもあります。
人物がどうつながっているのか、次の見出しで勢力ごとに整理します。
相関図で見る3つの勢力
登場人物は多くても、陣営は3つに分けられます。
北条家、源氏と御家人たち、朝廷と平家です。
主人公の義時は、この3つのどこにも足をかけていて、ほぼ全員と線でつながっています。
役者を含めたキャスト一覧は、次の見出しから勢力ごとに並べます。
| 勢力 | 主な人物 | 義時から見ると |
|---|---|---|
| 北条家 | 時政、政子、宗時、りく、泰時 | 父、姉、兄、継母、長男 |
| 源氏と御家人 | 頼朝、義経、範頼、三浦義村、和田義盛、畠山重忠 | 姉の夫で主君、その弟たち、幼なじみと仲間 |
| 朝廷・平家・奥州 | 後白河法皇、平清盛、後鳥羽上皇、藤原秀衡 | 駆け引きの相手であり、のちに敵 |
北条・源氏・朝廷の関係

すべての出発点は、姉の政子が流罪人の頼朝と結ばれたことです。
将軍の妻の実家になった北条家は、頼朝の挙兵を境に、伊豆の小さな豪族から政権の中心へ押し上げられます。
頼朝が亡くなると、様子が変わります。
将軍を継いだ頼家を支える比企家と、北条家が対立し、御家人たちを巻き込んだ権力争いが始まります。
朝廷は、この関係の外から揺さぶってくる存在です。
後白河法皇は、頼朝と義経の関係を元に戻そうとする義時の動きを許さず、兄弟の溝を深くしていきます。
そして最後は、後鳥羽上皇が義時を討つために兵を挙げます。
序盤と後半で相関図が変わる

相関図は、初期と後半の2枚に分けて頭に入れると楽です。
初期(第1話から第13話ごろ)の相関図は、頼朝を囲む北条家と、敵にあたる平家だけです。
八重は、頼朝の最初の恋人でありながら、のちに義時と結ばれる人物で、2つの勢力をつなぐ位置にいます。
後半(第27話の合議制以降)の相関図は、北条家、比企家、御家人たち、朝廷が四つ巴になります。
顔ぶれも大きく入れ替わります。
前半の中心だった頼朝や義経はもう画面にいません。
そのかわりに、頼家の子の公暁、泰時の世代の若い御家人が前に出てきます。
家系図で見る頼朝の血筋

家系図で押さえておきたいのは、頼朝と政子の子どもたちです。
長女の大姫、2代将軍の頼家、3代将軍の実朝がそうです。
公暁は頼家の息子なので、実朝から見ると甥にあたります。
この血筋のどこで誰が将軍になり、誰が外されていくのか。
後半の権力争いは、ほとんどこの家系図の上で起きています。
ここからは、北条家の役者と役柄を順番に見ていきましょう。
北条家のキャストと役柄
北条義時と小栗旬

義時を演じるのは小栗旬さんです。
東京ドラマアウォード2023では、この役で主演男優賞を受けました。
伊豆の次男坊が、仲間を切り捨てる執権になるまでを、48回かけて1人で背負っています。
最初の数話と最終回を見比べると、同じ人物とは思えない顔になっているはずです。
政子・時政・りく・宗時

政子は小池栄子さんです。
頼朝の妻となり、のちに御家人たちを前に演説をする場面が、第47話「ある朝敵、ある演説」にあります。
小池さんは、この役で橋田賞を受賞しました。
父の時政は、坂東彌十郎さんが演じています。
歌舞伎役者の彌十郎さんが演じる時政は、妻のりくに籠絡される、軽やかな人物です。
劇中の「首ちょんぱ」という台詞とともに、記憶に残ります。
その時政の後妻が、宮沢りえさん演じるりくです。
夫の処遇が低いことに不満を募らせ、北条家の空気を少しずつ変えていきます。
兄の宗時は、片岡愛之助さんです。
荒っぽい物言いで一族を引っ張る強気な兄ですが、登場は序盤だけです。
八重・比奈・のえ

義時の妻は、物語のなかで何人か入れ替わります。
八重は新垣結衣さんです。
頼朝の最初の恋人で、義時の幼なじみでもあります。
意外なほど辛辣な物言いをする人物で、義時の背中を押す役目を果たします。
比奈は堀田真由さんです。
義時の妻のひとりとして登場しますが、八重の存在感が大きいぶん、出番が少ないと感じた人もいたようです。
のえは菊地凛子さんで、最終回まで義時のそばにいる妻です。
泰時・時房・初

義時の長男の泰時は、坂口健太郎さんです。
幼いころは金剛という名で、子役が演じていました。
義時の弟の時房は、瀬戸康史さんです。
劇中では「トキューサ」と呼ばれ、泰時と並んで、義時の右腕として動きます。
泰時の妻の初を、福地桃子さんが演じています。
初が泰時を何度も「真面目」と呼ぶのは、義時にもそのまま当てはまる言葉として、見返すと刺さる台詞です。
政子の妹の実衣は、宮澤エマさんです。
夫の阿野全成を、新納慎也さんが演じています。
善児とトウ

北条家の人物ではありませんが、物語の裏側を動かすのが、梶原善さん演じる善児です。
淡々と人を手にかける暗殺者で、登場するたびに空気が変わります。
視聴者のあいだでは「アサシン」と呼ばれ、人気の高い人物でした。
山本千尋さん演じるトウは、善児の弟子として育った女性の暗殺者です。
善児とトウの2人だけは、ほとんど歴史の表に名前が出てきません。
だからこそ、物語のどこに現れるのか、先が読めなくなります。
次は、頼朝をはじめとする源氏と、義時の仲間になる御家人たちです。
源氏と御家人のキャスト
頼朝・義経・範頼の源氏兄弟

頼朝は大泉洋さんです。
笑いを抑えた大泉さんは、この役でGQメン・オブ・ザ・イヤー2022のベスト・アクター賞を受けました。
弟の義経は、菅田将暉さんが演じています。
義経が主役になる第18話「壇ノ浦で舞った男」は、伊藤熹朔賞の協会賞に選ばれた回です。
義経のそばには、弁慶(佳久創)、妻の里(三浦透子)、静御前(石橋静河)がいます。
もうひとりの弟の範頼は、迫田孝也さんです。
第16話では、平家を追う本軍の総大将を任されます。
頼家・実朝・公暁と大姫

頼家は金子大地さんで、頼朝の死後、18歳で鎌倉殿を継ぎます。
若さゆえに御家人たちをまとめきれず、そこから北条家との距離が開いていきます。
弟の実朝は、柿澤勇人さんです。
妻の千世を演じるのは加藤小夏さんです。
実朝の恋心を繊細に描いた場面を、高く評価するブログもありました。
頼家の息子の公暁は、寛一郎さんが演じます。
頼朝の長女の大姫は南沙良さんで、幼いころは子役の落井実結子さんでした。
政子が大姫を思うがゆえに動く場面が、第17話にあります。
義仲と巴御前、義高

木曽義仲は青木崇高さんです。
善人すぎて組織の頂点には向かない人物として描かれ、その人の良さが、のちに悲劇を呼びます。
巴御前は秋元才加さんで、義仲を支えたあとも生き抜く、誇り高い女性です。
義仲の息子の義高は、市川染五郎さんです。
鎌倉に送られ、大姫と心を通わせます。
義村・広常・景時

三浦義村は山本耕史さんで、義時の幼なじみです。
後半では、嫉妬を隠さなくなり、視聴者から「メフィラス義村」と呼ばれました。
上総広常は佐藤浩市さんです。
第15話「足固めの儀式」は、この広常の最期が描かれた回で、いまも伝説の回として語られています。
梶原景時は中村獅童さんです。
第16話では軍奉行として義経と並び、義経への思い入れの強さが目立ちます。
義盛・重忠・知家ら御家人

和田義盛は横田栄司さんです。
第7話で、義時とともに上総広常のもとへ向かう場面から名前が出て、のちに和田合戦で最期を迎えます。
畠山重忠は中川大志さんで、この役でエランドール賞の新人賞を受けました。
第36話のタイトルは「武士の鑑」で、重忠のための回です。
八田知家は市原隼人さんです。
比企能員は佐藤二朗さん、仁田忠常は、お笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行さんが演じています。
大江広元ら頼朝の側近

都から下ってきた官僚の大江広元は、栗原英雄さんです。
政治の実務を一手に担い、後半に進むほど、迷いなく冷徹になっていく姿に、驚く方もいました。
三善康信は小林隆さん、頼朝の従者の安達盛長は野添義弘さんです。
工藤祐経を、坪倉由幸さんが演じています。
梶原景時、比企能員、八田知家、和田義盛、安達盛長、そして広元と康信は、13人の合議制の顔ぶれです。
朝廷と平家のほうにも、見逃せない役者がそろっています。
朝廷・平家・奥州のキャスト
後白河法皇と丹後局

後白河法皇は、2024年に亡くなった西田敏行さんが演じました。
平家に幽閉されても、源氏と平家を天秤にかけ続ける法皇は、序盤から画面の空気を握ります。
臨終の場面では、映像が逆さまになる演出と、長澤まさみさんのナレーションが重なり、強く印象に残ります。
傍らで法皇を支えるのが、鈴木京香さん演じる丹後局です。
政子と大姫の心を、言葉だけで折ってしまう場面は、都の人間の怖さがいちばん出た場面でした。
平清盛・宗盛と大庭景親
平清盛は松平健さんです。
源氏の挙兵を知って、都で追討軍を動かす、平家の頂点にいる人物です。
清盛のあとを継ぐ平宗盛は、小泉孝太郎さんです。
関東で頼朝と戦う平家方の武士団を束ねるのが、國村隼さん演じる大庭景親で、石橋山の戦いで頼朝を追い詰めます。
藤原秀衡ら奥州の人々
奥州の覇者の藤原秀衡は、田中泯さんです。
都を追われた義経を迎え入れますが、その秀衡が亡くなると、奥州の空気が一変します。
秀衡の息子の国衡は平山祐介さん、泰衡は山本浩司さんです。
兄弟の仲の悪さが、義経の運命を左右します。
後鳥羽上皇と京の人々

後鳥羽上皇は尾上松也さんで、義時との駆け引きが長く続きます。
その側近の藤原兼子はシルビア・グラブさん、慈円は声優としても知られる山寺宏一さんです。
公家の九条兼実は、ココリコの田中直樹さんが演じています。
実朝に仕える京の官僚の源仲章は、生田斗真さんです。
朝廷は、物語のいちばん外側にいる存在です。
けれど最後には、この人たちが義時の前に立ちふさがります。
次は、この記事だけの早見表です。
人物がいつ出てきて、いつ画面から消えるのかを、話数で整理します。
初回で迷う人の登場回早見表
人物が多いドラマで、いちばん困るのは、「この人、さっき出ていたっけ」と分からなくなることです。
そこで、U-NEXTの各話あらすじに、役名と役者名が初めて載る話数を整理しました。
実際の出番は、これより少し早い場合があります。
主要人物の初登場回

| 話数 | 初めて名前が出る人物 |
|---|---|
| 第1話 | 義時、政子、宗時、八重、頼朝、清盛 |
| 第2話 | 時政、大庭景親 |
| 第3話 | 後白河法皇 |
| 第5話 | 梶原景時 |
| 第6話 | 安達盛長 |
| 第7話 | 上総広常、和田義盛、丹後局 |
| 第8話 | 義経 |
| 第9話 | 三浦義村、畠山重忠 |
| 第10話 | 藤原秀衡 |
| 第11話 | りく |
| 第12話 | 比企能員、大江広元、三善康信 |
| 第13話 | 木曽義仲 |
| 第14話 | 義高、平宗盛 |
| 第16話 | 範頼 |
| 第19話 | 里、静御前 |
菅田将暉さんの義経は第8話から、市川染五郎さんの義高は第14話からです。
第1話で名前が出るのは6人だけなので、まずはそこだけ覚えれば、最初の1話は迷わず観られます。
途中から顔ぶれが変わる人物

| 話数 | 初めて名前が出る人物 |
|---|---|
| 第22話 | 比奈(堀田真由)、九条兼実 |
| 第23話 | 泰時(坂口健太郎)、頼家(金子大地)、工藤祐経 |
| 第25話 | 実衣、全成 |
| 第27話 | 時房(瀬戸康史)、後鳥羽上皇 |
| 第34話 | のえ(菊地凛子)、実朝(柿澤勇人)、慈円、源仲章 |
| 第38話 | 八田知家(市原隼人) |
| 第39話 | 公暁(寛一郎) |
| 第40話 | 藤原兼子 |
堀田真由さんの比奈は第22話、市原隼人さんの八田知家は第38話からです。
いつから出てくるのか迷ったら、この表で確認してください。
泰時は、幼いころは金剛という名の子役が演じていて、第23話のあらすじから坂口健太郎さんの名前が載ります。
後半は一気に顔ぶれが入れ替わるので、ここで相関図に戻ると迷いません。
迷ったら第15話まで

序盤は地味で、つまらないと感じる人がいるのも事実です。
知恵袋では、第11話ごろから雰囲気が変わり、第15話「足固めの儀式」から評価が一気に上がったという声がありました。
どうしても合わなければ、第15話までは試してみる。
この作品は、そう勧められることが多い作品です。
一気見のガイドでは、第8話「いざ、鎌倉」を越えると没入度が上がる、と書かれています。
第39話「穏やかな一日」が唯一の休憩回になる、という記述もあります。
退場回の一覧(ネタバレ注意)

ここから先は、死んだ人の一覧と、主要人物の最期の話数です。
まだ観ていない人は、次の見出しまで飛ばしてください。
| 話数 | 画面から消える人物 |
|---|---|
| 第5話 | 宗時 |
| 第15話 | 上総広常 |
| 第17話 | 義高 |
| 第20話 | 義経 |
| 第21話 | 八重 |
| 第26話 | 頼朝 |
| 第33話 | 頼家 |
| 第36話 | 重忠 |
| 第41話 | 義盛 |
| 第45話 | 実朝 |
| 第48話 | 義時 |
退場の順番は、そのまま粛清の順番にも見えます。
前半は源氏の内側から、後半は御家人たちが、1人ずつ消えていきます。
誰がいつ消えるのか、先に知っても楽しめるのがこの作品です。
先に知ったうえで観ると、第1話の何気ない会話が、まるで違って聞こえてきます。
次は、全48話の流れと最終回を、あらすじで追っていきます。
全48話のあらすじと最終回
ここからは結末まで書きます。
まだ観ていない人は、ここで引き返しても、前の見出しまでで登場人物はつかめます。
第1〜13話 挙兵から鎌倉へ

流罪人の頼朝が、北条家の娘の政子と結ばれ、物語が動き出します。
頼朝は平家に反旗を翻して挙兵しますが、石橋山の戦いで大敗します。
それでも房総半島で味方を集めなおして、鎌倉に入ったのです。
こうして頼朝は、坂東の主として動き始めます。
義時は、頼朝の元恋人で幼なじみの八重と結ばれます。
義経と範頼という頼朝の弟たちも登場し、源氏の内側に火種が生まれます。
木曽義仲の息子の義高も、人質として鎌倉に送られてくるのです。
第14〜26話 平家滅亡と頼朝の死

義仲と義経が平家を破り、都は源氏のものになります。
そのかたわらで頼朝は、上総広常を謀反の首謀者に仕立て上げて殺します。
第15話「足固めの儀式」が、義時が引き返せなくなる最初の回です。
壇ノ浦で平家が滅びると、今度は義経が邪魔になります。
義経は奥州に逃れて討たれ、頼朝は奥州藤原氏も滅ぼして、征夷大将軍の座に就きました。
八重は川で孤児を救おうとして命を落とします。
そして第26話、頼朝もこの世を去るのです。
第27〜38話 合議制と粛清

頼家が鎌倉殿を継ぎ、宿老による13人の合議制が動き出します。
けれど13人は、まとまるどころか、互いを蹴落とし合う集団になっていくのです。
比企一族が討たれ、頼家は幽閉されて殺されます。
さらに時政は、畠山重忠を討ちます。
その時政もまた、妻のりくとともに謀反を企てて、伊豆へ流されるのです。
父を追い出した義時は、鎌倉の実権を握ります。
第39〜47話 実朝暗殺と承久の乱

第39話「穏やかな一日」のあと、物語は再び加速していくのです。
和田義盛が討たれ、3代将軍の実朝が、八幡宮の階段で暗殺されます。
鎌倉に将軍がいなくなったところへ、後鳥羽上皇が義時の追討を命じます。
御家人たちが動揺するなか、第47話「ある朝敵、ある演説」で、政子の演説が始まります。
この演説で御家人たちは奮い立ち、承久の乱が始まります。
最終回「報いの時」のネタバレ

最終回の鎌倉軍の総大将は、義時ではなく、息子の泰時でした。
泰時は苦渋の決断を重ね、後鳥羽上皇は敗れて隠岐に流されます。
勝ったはずの義時の体が、急に衰えます。
問いただすと、妻ののえは「バレちゃった」と、あっさり毒を盛ったことを認めたのです。
のえが、毒を用意したのは三浦義村だと明かすと、義時は義村を呼び出して酒を酌み交わします。
酒に毒は入っていませんでした。
義時は義村を許します。
その夜、義時は政子に、自分はこの世のすべてを地獄へ持っていくつもりだと打ち明けます。
政子は、医者が置いていった薬を捨て、床を這って薬を探す義時を、そのまま見つめます。
義時の最期の言葉は、「姉さん」でした。
政子が泣き崩れて、物語は終わります。
サブタイトルの「報いの時」は、善行への報いにも、悪行への報いにも読めます。
政子の行為が、義時を救ったのか、殺したのか。
放送当時から、解釈が分かれたままです。
ここまで書いたのは、ラストシーンまでの出来事だけです。
最期の言葉がどんな声で語られるのか、政子が薬を拭くときにどんな顔をしているのかは、画面で確かめるしかありません。
\最期の言葉を、U-NEXTの映像で確かめる/
感想と評価、序盤は退屈?
高く評価された点

評価の高さは、受賞歴に表れています。
ザテレビジョンドラマアカデミー賞の最優秀作品賞と脚本賞、ギャラクシー賞の月間賞、Yahoo!検索大賞のドラマ部門1位。
最終回のあとには、「大河最高傑作」という呼び声が、スポーツ紙にも載りました。
感想を書いたブログに多いのは、人物の描き方への賛辞です。
政子を「悪女」にせず、立体的な人物にしたこと。
頼朝が、大泉洋さんの明るさを抑えた演技で、冷たい政治家にも見えること。
実朝の暗殺には、義時が黒幕という説、三浦義村が黒幕という説、公暁の単独犯という説があります。
ドラマはその3つを同時に織り込んでいる、という読み解きもありました。
名シーンとして挙がるのは、第15話「足固めの儀式」と、第47話の政子の演説です。
第37話「オンベレブンビンバ」の、北条家の食卓を挙げる声もありました。
評価が割れた点

不満として挙がるのは、まず陰惨さです。
粛清が続き、救いがありません。
頼朝を演じた大泉洋さん自身が、娘には見せたくないと語ったと伝えられています。
物語の作りにも、注文がつきました。
中盤の中だるみ、頼家の性格のぶれ、朝廷や平家の描写の薄さ。
後半は有力な人物が次々に退場するので、大河ドラマらしい厚みが減ったと感じた人もいました。
最終回の、女性の描かれ方に物足りなさを指摘する声もあります。
序盤はつまらない?

放送当時の知恵袋には、序盤は軽くて地味だという声が並んでいました。
転機として名前が挙がるのは、早見表で触れた第15話です。
現代の言葉に近い台詞への違和感も、序盤に集中していました。
北条家と頼朝以外は名前の字幕が少なく、誰が誰か分からないという不満も同じです。
それは、この記事の相関図と早見表で、先に片づけられる悩みです。
視聴率は低め、配信は過去最多

平均視聴率は、世帯で12.7%でした。
初回は17.3%と、前の2作を下回りました。
第45話は、サッカーのワールドカップと重なって6.2%まで落ちています。
一方で、NHKオンデマンドは、配信ドラマとして史上最多の平均視聴数を記録しました。
リアルタイムより、あとから追いかけて観る人が多かった作品です。
合うかどうかは、第15話まで観れば分かります。
第1話は57分、第2話以降は43分前後なので、第15話までは約11時間です。
週末2回分で、この作品が自分に向いているかどうかを、確かめられます。
\第1話は57分、U-NEXTでまず1話だけ確かめる/
配信はU-NEXTで観られる?
U-NEXTのNHKパックで全48話

「鎌倉殿の13人」は、U-NEXTで、全48話の動画が配信されています。
作品ページには「NHKパック」と表示されています。
見放題で観るには、U-NEXTの「NHKまるごと見放題パック」への加入が必要です。
パックに入らない場合は、1話ごとに220円分のポイントを使って観ることになります。
パックは月額990円(税込)です。
U-NEXTは31日間の無料トライアルがあり、初めて登録する人には600ポイントが付きます。
そのポイントをパックの支払いに回すと、差額は390円になります。
無料期間が終わると、U-NEXT本体の月額料金(2,189円・税込)が別に必要です。
ここは「無料で観られる」ではないので、登録前に金額を確かめてください。


第26話から最終回は11月30日まで

2026年11月6日時点のU-NEXTの作品ページには、「第26話から第48話は11月30日23時59分まで配信」とあります。
第1話から第25話には、終了の表示がありません。
つまり、最終回まで観るなら、11月中に第26話以降へたどり着く必要があります。
第26話から最終回までは23話で、およそ17時間です。
頼朝が亡くなる回から最終回までが、この期限の内側に入っています。
配信期間は変わることがあります。
観る前に、U-NEXTの作品ページで最新の表示を確認してください。
再放送とDVD・ブルーレイ

2022年の放送時は、土曜13時5分に再放送があり、年末には総集編も放送されました。
いま地上波で再放送があるかどうかは、NHKの番組表で確認してください。
手元に置いて観たい人には、完全版のDVDとブルーレイのBOXが、第壱集から第四集まで出ています。
総集編のDVDもあります。
配信が終わっても観られるのが、ディスクの強みです。
Amazonプライム・ビデオのNHKオンデマンドのチャンネルで配信しています。
どの動画サブスクにするか迷う場合は、作品名で検索して、配信の有無を確かめてから登録すると確実です。
\U-NEXTで全48話、第26話以降は11月30日まで/
よくある質問
まとめ
タイトルの「13人」を見て、13人が主役の群像劇を想像した人もいるかもしれません。
けれど、観終わって残るのは、13人の名前より、1人の男が1話ごとに別の顔になっていく過程です。
第1話の義時は、姫の姿をした頼朝を馬に乗せて、必死に走る次男坊でした。
第48話の義時は、姉を前に、この世のすべてを地獄へ持っていくと語ります。
その長い距離を、誰が誰か分からないまま歩くのは、もったいないと思います。
この記事の相関図と早見表は、そのために作りました。
U-NEXTでは、第26話から最終回が11月30日の23時59分まで配信されています。
第1話は57分です。
まずそこから、義時の最初の顔を見てください。
\義時の最初の顔を、U-NEXTの第1話で確かめる/
その他にもU-NEXTで観れるNHK作品はたくさんあります。
一部をここで紹介します。














