かしゅーこんにちは、かしゅーです。
「戦いの武器とは何か。それは言葉だ」。
車いすに座った神木隆之介さんが、広瀬すずさんにこう言い放つ場面から、このドラマは動き出します。



今回は、言葉の力で学園を変えていく学園ドラマ「学校のカイダン」を紹介していきます。
2015年に放送された「学校のカイダン」は、今見返すと出演者の顔ぶれに驚かされる学園ドラマです。
杉咲花さん、間宮祥太朗さん、成田凌さん、飯豊まりえさん。
いまや主役を張る俳優たちが、同じ高校の生徒として並んでいます。
あのドラマの最後はどうなったんだっけ。
今から見るなら、どこで見られるんだろう。
そんな気持ちで、この記事を開いた人もいると思います。
放送当時の視聴者の感想ブログや口コミまでさかのぼって、全10話の流れを整理しました。
キャストと相関図、全話のネタバレと最終回の結末、心に残る名言、今見られる配信先まで、この1ページで確認できます。
読み終えるころには、ツバメの演説をもう一度聞きたくなっているかもしれません。
「学校のカイダン」は現在、Huluで全10話が見放題配信中です。
料金と見始め方は、配信の見出しで詳しく書いています。
まずは、どんなドラマだったのかから振り返っていきます。
\月額1,320円で見放題作品が見られる/
- 見放題で見られるのはHuluだけ(無料お試しはなし)
- 広瀬すずさんの連続ドラマ初主演作で、全10話で完結
- 脚本は吉田智子さんのオリジナルで、原作はない
- 主題歌はB’zの「有頂天」
- 最終回の結末まで、この記事でネタバレしている
- 毎話の演説に胸を打たれ、自分まで背中を押される
- 16歳の広瀬すずさんが堂々と演説するまでの変化を追える
- 杉咲花さんや間宮祥太朗さんなど、今の主役級がそろって高校生役
- 言葉だけで学園の格差をひっくり返していく爽快感がある
- 全10話で完結するので、週末だけでも最終回までたどり着ける
学校のカイダンはどんなドラマ?
「学校のカイダン」は、学費免除で転校してきた女子高生が生徒会長に祭り上げられ、言葉の力で学園の格差をひっくり返していく物語です。
タイトルの「カイダン」は、主人公のツバメがのぼっていく革命の階段のこと。
地味で目立たなかった少女が、演説ひとつで全校生徒の心を動かしていきます。
放送日と脚本の基本情報

放送されたのは2015年1月10日から3月14日まで。
日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で、毎週土曜の夜9時から全10話が放送されました。
主演の広瀬すずさんにとっては、これが連続ドラマ初主演の作品です。
放送当時はまだ16歳で、現役の高校生が高校生役を演じていました。
脚本は吉田智子さん。
原作の漫画や小説はなく、ドラマのために書かれたオリジナル脚本です。
全10話のサブタイトルは次のとおりです。
エピソードガイドとして、見返すときの目印にしてください。
| 話 | 放送日 | サブタイトル |
|---|---|---|
| 1話 | 1月10日 | 腐った学園をコトバで変える!弱虫女子の大逆襲が始まる! |
| 2話 | 1月17日 | 半径5センチの仲間 背中押す勇気の言葉 |
| 3話 | 1月24日 | 勝つためにバカになれ!エリートVS弱虫 |
| 4話 | 1月31日 | ズルい大人達へ!子供が叫ぶ願いの言葉 |
| 5話 | 2月7日 | 一番笑う人は一番弱い人?強き熱い言葉 |
| 6話 | 2月14日 | 今の子供は何思う?親が見誤る子の本音 |
| 7話 | 2月21日 | 最大の裏切り!氷の女王が流す涙とは… |
| 8話 | 2月28日 | 私達が教えて欲しい事!生徒と教師の夢 |
| 9話 | 3月7日 | 大切な人の涙… 私はあなたを救いたい |
| 10話 | 3月14日 | 私達が伝えたい事!叫ぶ最後の言葉とは |
明蘭学園とプラチナ8の格差

舞台は、名門の私立・明蘭学園高校です。
この学校では、生徒の間にはっきりとした身分の差がありました。
一番下にいるのが、廃校になった学校から特別採用枠で編入してきた生徒たち。
学費を払っていない彼らは「特サ枠」と呼ばれ、ほかの生徒から見下されています。
ツバメも、その特サ枠のひとりでした。
頂点に立つのが、プラチナ8(プラチナエイト)と呼ばれる8人の生徒です。
家柄と成績に恵まれた彼らが、生徒会よりも強い力で学園を仕切っていました。
その格差を一番わかりやすく見せるのが、学食のステーキ御膳です。
1日8食限定で、約200グラムのステーキが500円。
食べられるのはプラチナ8だけという、露骨な特権でした。
このステーキが、のちに2話で生徒会の反撃のきっかけになります。
生徒たちが着ているのは、深い赤のブレザーの制服です。
紺のチェックのスカートと合わせた赤いブレザー姿は、今もこのドラマを思い出す目印になっています。
主題歌はB’zの有頂天
主題歌は、B’zの「有頂天」です。
放送当時のQ&Aサイトには、生徒会とプラチナ8の対決の構図にB’zの曲がかみ合っていて、エンディングで胸が高鳴ったという感想が残っています。
挿入歌は、藤原さくらさんの「Just one girl」。
主題歌の熱さとは対照的な、やわらかい歌声の曲です。
ロケ地は一橋大学

明蘭学園の校舎として使われたのは、東京都国立市にある一橋大学です。
なかでも、れんが造りの兼松講堂が学園のシンボルとして使われました。
一橋大学は、ほかのドラマでも学校のロケ地としてたびたび登場する場所です。
大学の敷地なので、訪れる場合は一橋大学が案内している見学のルールを確認してから向かってください。
舞台がわかったところで、この学園で火花を散らした生徒たちを、相関図で見ていきます。
学校のカイダンのキャスト相関図
物語の中心にいるのは、ツバメと彗の2人です。
2人を取り囲むように、学園を仕切るプラチナ8、ツバメを支える生徒会、そして学校を動かす大人たちがいます。
| 立場 | 主な登場人物(キャスト) | ツバメとの関係 |
|---|---|---|
| 主人公 | 春菜ツバメ(広瀬すず) | 特サ枠から生徒会長になる |
| 指南役 | 雫井彗(神木隆之介) | ツバメに演説の原稿を渡すスピーチライター |
| プラチナ8 | 麻生南(石橋杏奈)ほか7人 | 学園の頂点に立つ、最初の敵 |
| 生徒会 | 油森哲夫(須賀健太)ほか | ツバメと一緒に戦う仲間 |
| 大人たち | 誉田蜜子(浅野温子)ほか | 学園を動かす側 |
春菜ツバメ役は広瀬すず
主人公の春菜ツバメを演じたのは、広瀬すずさんです。
特サ枠で編入してきたばかりのツバメは、目立たないように息をひそめて過ごしていました。
ところがプラチナ8の思惑で、生徒会長の役を押しつけられてしまいます。
私が広瀬すずさんを初めて知ったのが、このドラマでした。
放送当時16歳。
今の落ち着いた大人の雰囲気とは違って、1話で頼りなげに演壇へ向かう姿には、まだあどけなさが残っています。
その若かりし頃の広瀬すずさんが、回を追うごとに堂々とした演説をするようになっていく。
その変化を全10話で追えるのが、このドラマならではの楽しみ方です。
雫井彗役は神木隆之介

ツバメの前に突然あらわれる車いすの青年、雫井彗を演じたのは神木隆之介さんです。
彗は、ツバメに「言葉」という武器を授ける天才スピーチライター。
ツバメが演壇で読み上げる原稿は、すべて彼が書いたものでした。
なぜ彗は、ツバメに学校を変えさせようとするのか。
彼の本当の名前と、5年前にこの学園で起きた出来事は、物語の後半で明らかになります。
放送当時の感想には、1話の長ゼリフだけで神木さんの迫力にのまれたという声が複数残っていました。
神木隆之介さんは映画君の名は。で立花瀧の声優を務めていました。
プラチナ8のメンバー一覧

学園の頂点に立つプラチナ8のメンバーは、次の8人です。
| 役名 | キャスト |
|---|---|
| 麻生南 | 石橋杏奈 |
| 香田美森 | 杉咲花 |
| 須堂夏樹 | 間宮祥太朗 |
| 日向タクト | 白洲迅 |
| 葉月エミリー | 吉倉あおい |
| 伊吹玲奈 | 飯豊まりえ |
| 大倉陸 | 成田凌 |
| 千崎波留 | 健太郎(現在の伊藤健太郎) |
中でも物語を大きく動かすのが、間宮祥太朗さん演じる須堂夏樹です。
最初はツバメを見下す王様のような存在ですが、終盤には思いがけない見せ場が待っています。
杉咲花さん演じる香田美森も、プラチナ8の一員としてツバメの前に立ちはだかります。
千崎波留を演じた健太郎さんは、のちに本名の伊藤健太郎に名前を変えて活動しています。
クレジットの名前が違うので、見返すときに気づかない人もいるかもしれません。
間宮祥太朗さんは2025年放送のドラマ 良いこと悪いことなどで近年主演のドラマが多い俳優です。


杉咲花さんはドラマ アンメットに出演しています。
また映画 片思い世界では広瀬すずさんとの再共演となりました。




生徒会と大人たちのキャスト

ツバメと一緒に戦う生徒会の中心メンバーは、油森哲夫(須賀健太)、脇谷玉子(清水くるみ)、甲羅ちひろ(加藤諒)です。
大食いの玉子は、プラチナ8のために残しておくはずのステーキ御膳を、自分の分として2人前注文してしまう場面もありました。
学園を動かす大人たちも、顔ぶれが豪華です。
学園の校長・誉田蜜子を浅野温子さん、教頭の金時平男を生瀬勝久さんが演じました。
ほかに、金子ノブアキさんが壷井冬真役で、泉谷しげるさんがツバメの祖父・徳次郎役で出演しています。
この顔ぶれが、10話かけてどんな結末にたどり着くのか。
次の見出しでは、全10話のあらすじを最終回の結末まで追いかけます。
全10話のあらすじとネタバレ
ここからは、最終回の結末まで含めたネタバレです。まだ見ていない人は、配信の見出しまで読み飛ばしてください。
このドラマは、1話ごとに学園の問題がひとつ起き、ツバメの演説でひとつ解決する流れで進みます。
その裏で、彗がなぜツバメを動かしているのかという謎が、少しずつ明らかになっていきます。
1〜4話 言葉で学園に挑む

1話で、生徒会の油森がプラチナ8にぬれぎぬを着せられ、退学させられそうになります。
ツバメは彗から渡された原稿を手に、生徒総会の演壇に立ちました。
いじめの構図をそのまま言葉にした所信表明で、油森の退学は取り消されます。
「わたしはこの学校を変える」という宣言は、ここから始まりました。
2話では、生徒会の予算がなくなり、ツバメは不信任の危機に立たされます。
ツバメは、生徒会の仲間ひとりひとりに向けて語りかけました。
最後に生徒会のメンバーは、プラチナ8専用のステーキ御膳をそろって食べてみせます。
500円のステーキが、学園の身分制度への反旗に変わった瞬間でした。
3話は、部室の割り当てがプラチナ8の関係者に偏っていたことが発覚する回です。
日の当たらない部活の生徒たちが、人気の部活と対抗戦で戦うことになります。
ツバメが呼びかけたのは、勝つためにバカになろうという言葉でした。
4話では、プラチナ8のエミリーがパリへの転校を命じられます。
生徒の気持ちより大人の都合で物事が決まっていく現実に、ツバメは泥だらけになって体ごとぶつかっていきました。
5〜6話のネタバレ

5話では、ツバメが文化祭の実行委員長になります。
ところがプラチナ8が文化祭をボイコットし、教頭の金時はツバメを退学させる機会をうかがっていました。
ツバメが語ったのは、心の底から笑えているかという問いです。
この演説をきっかけに、杉咲花さん演じる美森がプラチナ8を抜けます。
8人の中から出た、最初の脱退者でした。
5話は、プラチナ8の結束に初めてひびが入る回として見逃せません。
6話では、特サ枠そのものを廃止しようとする動きが起こります。
プラチナ8の保護者たちが学園に押しかけ、特サ枠の生徒を追い出そうとしました。
ここで大きく変わるのが、間宮祥太朗さん演じる夏樹です。
夏樹はプラチナ8の中で真っ先に、保護者たちの身勝手さとそれまでの自分たちの態度を、土下座で謝りました。
1話でツバメを見下していた夏樹を知っていると、この6話の土下座は胸にこたえます。
7〜9話 彗の正体が判明

7話で、ツバメは一気にどん底へ落とされます。
プラチナ8の南が、ツバメの演説はすべて彗が書いたものだと全校に暴露したからです。
ツバメの言葉を信じていた生徒たちは、裏切られたと怒り出しました。
さらにツバメは、彗が南に大金で雇われている現場まで目にしてしまいます。
この回の終盤、彗は全校生徒の前で、車いすから一度だけ立ち上がってみせました。
南は、美森の働きかけとツバメの言葉に心を動かされ、少しずつ変わっていきます。
8話では、校長の誉田がマスコミを使って改革者のように振る舞い始めます。
教頭の金時は生徒の締めつけを強めますが、実はかつて生徒思いの熱血教師でした。
ツバメは金時に、生徒に夢を教えてほしいと訴えます。
そしてこの回で、彗の本当の名前が伊勢崎トオルであることが明かされました。
9話で、5年前の事件の全貌がわかります。
伊勢崎トオルは、特サ枠の一期生で、明蘭学園の元生徒会長でした。
いじめられていた特サ枠の生徒をかばったことで当時のプラチナの生徒たちの反感を買い、バレンタインデーの胴上げでわざと地面に落とされます。
その大けがで、彼は歩くことが難しい体になりました。
事件を隠したのが、今の校長の誉田です。
彗がツバメを使って学校を変えようとしていた本当の目的は、誉田への復讐でした。
最終回の結末とラスト

最終回、校長の誉田は学校を売って廃校にすると発表します。
生徒たちは、学校を守るために校舎に立てこもりました。
1話でツバメを見下していた夏樹が、先頭に立って籠城を宣言する場面もあります。
一方の彗は、復讐の果てに自分自身まで追いつめていきます。
その彗を、ツバメは体ごと止めました。
ツバメがキスをして呼びかけたことで、彗はようやく本心を口にします。
彗が本当に望んでいたのは、復讐ではありませんでした。
もう一度、この学校に通いたかったのです。
誉田は学校の売却を取りやめ、彗の復学を見届けてから校長を辞めます。
新しい校長には、生徒思いの教師に戻った金時が就きました。
ラストは春。
ツバメと彗が、一緒に学校へ向かう場面で物語は終わります。
ここまで読んで、結末はわかったと思うかもしれません。
でも、このドラマの本当の見どころは、結末よりも毎話の演説の場面にあります。
全校生徒の前に立ったツバメの声がどう変わっていくのかは、文字ではどうしても伝えきれません。
Huluなら、全10話を追加料金なしで続けて見られます。
1話およそ46分で、全10話です。
週末に数話ずつ見ていけば、ツバメが演壇に立つたびに、自分まで背中を押される感覚を味わえます。
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ツバメの演説が今も刺さる理由
「学校のカイダン」を見終えて、一番心に残っているのは演説の場面です。
私は毎話、ツバメが演壇に立つたびに胸を打たれていました。
学園ドラマは数えきれないほどあるのに、なぜこのドラマの演説は、10年以上たっても思い出せるのか。
心をつかんだ名言

1話の所信表明で、ツバメはいじめの構図をこんなふうに言葉にします。
やる側も、やられる側も、なぜそうなっているのかわからない。
それでも「我慢我慢」って笑ってやり過ごしている。
この演説が刺さるのは、正しいことを叫んでいるからではありません。
教室で見て見ぬふりをした経験がある人なら、誰でも身に覚えのある空気を、そのまま言葉にしているからです。
ツバメの演説は、相手を言い負かすための言葉ではありませんでした。
3話では日の当たらない部活の生徒に、5話では心から笑えていない生徒に、8話では夢を忘れた教頭に語りかけます。
毎回、話しかける相手がはっきりしている。
だから画面のこちら側にいる私まで、自分に言われているような気持ちになりました。
もうひとつ見逃せないのが、7話のどんでん返しです。
ツバメの演説は、すべて彗が書いた原稿だったと暴かれます。
借り物の言葉で人を動かしていたツバメが、そこからどうやって自分の言葉を見つけるのか。
7話を境に、演説の重みがまるで変わって聞こえます。
全話を見返すなら、1話と最終回の演説を聞き比べてみてください。
同じ演壇に立つツバメの声の強さが、まるで違って聞こえるはずです。
ツバメと彗の恋愛の行方

ツバメと彗の関係は、最初から恋愛だったわけではありません。
はじめは、原稿を書く人と読み上げる人。
彗はツバメを、復讐のための道具として選んでいました。
7話で彗が南に雇われていると知ったとき、ツバメは裏切られた痛みを味わいます。
それでもツバメは、彗を見捨てませんでした。
最終回、復讐にとらわれた彗を止めたのは、演壇からの演説ではなく、目の前でのキスと呼びかけでした。
全校生徒に向けて言葉を届けてきたツバメが、最後はたったひとりのために体ごとぶつかった。
そう考えると、あのキスには意味があったように思えます。
ただ、この結末には当時から賛否がありました。
放送直後の感想には、終盤で急ぎ足に2人をくっつけて、あっけなく終わってしまったという声もありました。なぜ最後にキスをしたのかという疑問も合ったようです。
恋愛ドラマとして見ると、物足りなさを感じる人もいると思います。
このドラマの軸はあくまで言葉と学校で、恋愛はその先にあるおまけと受け止めると、ちょうどいいのかもしれません。
今見返すと豪華すぎる共演

今見返すと、出演者の顔ぶれに驚かされます。
主演の広瀬すずさんは、このあと映画「ちはやふる」シリーズや「怒り」に出演し、一気に日本を代表する女優になりました。
神木隆之介さんは、アニメ映画「君の名は。」で主人公の声を担当し、映画「ゴジラ-1.0」では主演を務めています。
プラチナ8の美森を演じた杉咲花さんは、ドラマ「花のち晴れ」で連続ドラマ初主演を果たし、NHKの朝ドラ「おちょやん」でヒロインに選ばれました。
間宮祥太朗さん、成田凌さん、飯豊まりえさんも、今では主演を務める作品も多い俳優です。
当時のプラチナ8は、今考えるとそのまま次世代の主役候補の集まりでした。


生徒会のメンバーの絆も、ドラマの外で続いていました。
放送から3年後の2018年7月、須賀健太さんが自身のX(当時のTwitter)で、生徒会メンバーで同窓会を開いたことを報告しています。
あの学校生活から4年たっても、全員そろえば当時のように笑いが絶えなかったこと。
広瀬すずさんのことを「大人になったずーすー」と呼んでいたこと。
投稿からは、撮影の現場そのものが明蘭学園の生徒会のような空気だったことが伝わってきます。
『学校のカイダン』生徒会。 同窓会してきました。 あの学校生活から四年たちまして… でも全員揃えばあの時のように笑いが絶えませんでした。 大人になったずーすー。 髪が爆発した清水さん。 ちゃんと人見知りする玲弥。 日焼けしたかおる。 アイドルになった雨ちゃん。 諒ちゃんは3日前にも会ってた https://t.co/Fb7lQa8Yza
— 須賀健太 (@suga_kenta1019) July 25, 2018
画面の中で一緒に戦った仲間が、本当に仲間になっていた。
そう知ってから見返すと、生徒会室の場面の見え方が少し変わります。
では、放送当時、このドラマはどんなふうに受け止められていたのでしょうか。
次の見出しで、視聴率と口コミから振り返ります。
学校のカイダンの評価と感想
「学校のカイダン」の評価は、ひとことで言えば、設定はありきたりでも演説と役者で最後まで見せるドラマです。
放送当時の数字と、視聴者の声から振り返ります。
視聴率と放送当時の口コミ

全10話の平均視聴率は9.3%でした(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
最も高かったのは2話と4話の10.6%、最も低かったのは8話の7.6%です。
大ヒットとまではいかないものの、土曜の夜に安定して見られていた数字でした。
放送当時の声で目立つのは、演技への評価です。
1話の放送直後の感想では、神木隆之介さんの演技が良かったという声や、現役高校生の広瀬すずさんが役にぴったりだという声がありました。
また大人でも十分に楽しめる、ツバメのスピーチで涙が出そうになったという感想も見られました。
高校生向けの学園ドラマに見えて、大人の視聴者の心もつかんでいたことがわかります。
賛否が分かれたポイント

もちろん、手放しでほめる声ばかりではありません。
1話の放送直後から、学園ものとして目新しさがない、言葉を武器に戦うという設定自体も新しくない、という厳しい感想がありました。
お金持ちの特権階級が学園を支配する構図が、「花より男子」に似ているという指摘もあります。
大きなテーマを掲げるぶん、脚本に説得力があるかどうかが勝負になる、と冷静に見ていた人もいました。
この指摘は、的外れではありません。
プラチナ8が特権をふりかざす序盤の展開は、学園ドラマを見慣れた人ほど既視感を覚えるはずです。
それでも最後まで見たくなるのは、毎話の演説があるからです。
設定がありきたりでも、ツバメが演壇に立つ数分間には、ほかの学園ドラマにはない熱があります。
全く別の角度からの記憶に残る学園ドラマとして印象的なのが女王の教室です。


学校のカイダンは学園ドラマの王道を、演説という一点で突き抜けたドラマ。
私は毎話の演説に胸を打たれていました。
全10話で完結しているので、まずは1話の所信表明だけでも見てみてください。
最後まで見るかどうかは、ツバメが演壇に立った数分間で決められます。
「学校のカイダン」は、Huluで全話見放題です。
\迷ったら1話の所信表明だけでも。Huluで全話見放題/
学校のカイダンの配信はどこ?
「学校のカイダン」はどこで見れるのか。
動画で見る方法は、2026年8月時点で2つあります。
見放題で全話配信しているHuluと、DVDを宅配で借りられるTSUTAYA DISCASです。
Amazonプライム・ビデオやNetflixなど、ほかの主な配信サービスでは配信されていません。
見放題はHuluだけ
今すぐスマホやテレビで見るなら、Huluが唯一の選択肢です。
全10話が見放題なので、追加料金なしで1話から最終回まで続けて見られます。
プラチナ8の8人がそろう回や、夏樹が土下座する6話だけを見返したいときも、どこで見れるかの答えは同じHuluです。
月額料金は1,320円です。
2026年10月1日に値上げされ、そのかわり毎月400円分のポイントがつくようになります。
アプリストア経由で支払う場合は、料金も切り替わる日も異なります。


DVDならTSUTAYA DISCAS

TSUTAYA DISCASは、DVDを自宅に届けてもらい、見終わったらポストに返すレンタルサービスです。
「学校のカイダン」もDVDでレンタルできます。
何で見れるか迷ったとき、配信サービスに入らずに見たい人や、DVDプレーヤーで見たい人にはこちらが合っています。
単品で借りる場合、旧作は1枚399円からです。
ただし全10話はDVD複数枚に分かれているため、全話を見るなら枚数ぶんの料金と、届くまでの日数がかかります。
すぐに全話を見たい人には、見放題のHuluのほうが向いています。
無料動画サイトの注意点

インターネット上には、ドラマを無断でアップロードした動画サイトもあります。
こうしたサイトの動画は、画質が悪かったり途中の話が抜けていたりするうえ、広告からウイルスに感染するおそれまであるのです。
違法にアップロードされたものだと知りながら動画をダウンロードすると、著作権法違反になります。
「学校のカイダン」は、正規の配信で全話を安心して見られるドラマです。
ツバメの演説を、きれいな映像と音で最後まで受け取ってほしいと思います。
ここまで読んで残った細かい疑問は、次のよくある質問でまとめて答えます。
よくある質問
まとめ
タイトルの「カイダン」は、ツバメがのぼっていく革命の階段でした。
1話で頼りなく演壇へ向かっていた16歳の広瀬すずさんが、最終回には学校を守るために、全校生徒の前で最後の言葉を叫びます。
その一段ずつを10話かけて見届けられるのが、このドラマのいちばんの見どころです。
私にとって「学校のカイダン」は、広瀬すずさんという女優を知った最初の作品でした。
そして今も、毎話の演説を思い出すだけで胸が熱くなります。
結末を知ったうえで見返すと、7話で原稿が借り物だと暴かれたツバメが、どうやって自分の言葉で立ち直っていくのかに目が行くはずです。
あなたが高校生のころ、演壇に立ってでも伝えたかった言葉はありましたか。
その答えを思い出しながら見ると、ツバメの演説は、10年前とは違う響き方をするはずです。
1話の所信表明から最終回まで、Huluで続けて見届けてください。
\1話から最終回まで、Huluで一気に見届けられます/










